克服して一か月
精神病院を退院して3か月、自宅療養3か月目。
薬物は完全に断ちました。
離脱症状もなく、精神状態はいたって穏やかです。
本来なら2月1日から復職するつもりでしたが、勤務先から復職許可が降りなかっため、副業のネットビジネスを毎日続けてます。
睡眠時間は一日平均2~3時間。もうそういう風に、脳が働いてる感じです。
2~3時間でも、熟睡できれば起きた後は平気です。日中の眠気もありません。
今は、ネットビジネスに集中してるので、寝る時間さえ惜しいくらいです。
もう、薬物依存症で苦しんだ、あのような生活には二度ともどりたくありません。
23年間、服用してきた精神科の薬を2週間で断薬し、疾患も克服できたことに感謝してもしきれないくらいです。
精神疾患、依存症も含め、心の病の克服は独りじゃできません。
自分を信じ、スピリチュアルな事象を受け入れ、新しい人生を手に入れたいと祈ること。
感謝は感謝を生み、不平は不平しか呼びません。
自分が今の状態から克服したいと芯から望んでるのであれば、その機会は必ずやってきます。
ただ薬をもらいに精神科の外来の待合室にいる患者さんを見ると、みんな姿勢が沈んで見えます。
自分もあの患者さんのように沈んでたんだろうなと、いまとなっては思います。
克服してから一ヵ月、私の生きることへの希望と喜びは、日々、現実なものになっています。
私は心の病から克服したという確固たる自信があるので、その自信と相俟って希望と喜びが大きく膨らみ、
病んでいた時にはできなかった、趣味やネットビジネスにもチャレンジできるようになりました。
一日いつもMAX30錠の薬物を酒と一緒に飲んでラリッてた私が、ここまでクリーンになれたことは、まさかの奇蹟でした。
物事の本質が分かってくると、どれだけ薬物が怖いものかを覚えます。
自ら求めないと、機械はやってきません。
ただ、受け身の姿勢で、薬物に頼って回復を志すも、それは対処療法に過ぎません。本当の克服じゃないのです。
私の場合は極端かも知れません。多くの方は症状に苦しみ、その苦悩のために、一歩が進めないと思います。
だけど、私が体現したことは紛れもない事実です。
23年間の、いや、発達障害も含めると生まれながらにして、そういう生きづらさをもって生まれたのです。
学校では毎日いじめられ、社会に出ても人間関係に悩み、そんな自分から逃れたいと自殺未遂も何度かあった。
精神病院に入院するまで、私の生活は荒みきってました。自分じゃどうにもならないくらい追い詰めて、自ら精神病院に
入院をしました。でも、病院では望んでた治療は受けれなかった。離脱症状と孤独で、二次障害を患いました。
そんな私が今こうして断薬に成功し、不安や焦燥感、イライラや訳もない怒り、抑うつ症状などといった症状は、薬を服用しなくても
普通でいられるのです。
だから、これは運がいいとか悪いとか、あなたはラッキーねっていう見方をしてほしくないのです。
私も、あなたと同じように激烈な苦しみを経験してきました。隔離病棟の保護室では、何度も殺してくれと叫びました。
今は、その苦悩の時期があったからこそ、生きるために与えられた試練だったなと思えるようになりました。
かかりつけの医者には、精神障害者手帳の交付を受けたらいいと言われましたが、断りました。
私は障害者じゃない。それくらいのレベルの精神疾患を患ってましたが、今はもう必要ない。
自らハンデキャップを主張するようなことは、自尊心が許しません。
私は私らしくいきるために、立ち上がりました。
今尚、苦しんでおられる方に少しでも克服されるための一助となりたい。
自分を信じることができたから、そういう気持ちになれました。
ありがとうございます。